HUBSTATION@繊研新聞

7月5日付の繊研新聞で弊社が紹介されました。

ベンチャー支援のハブステーション 期間限定店事業広がる 〝三方よし〟で市場深耕へ

全国主要都市の商業施設でベンチャー企業や新興ブランドの期間限定店をプロデュースする、ハブステーション(東京、阪本透社長)の事業が広がっている。昨年はファッション(アパレル・服飾雑貨)、生活雑貨・インテリア、化粧品、食物販などで50近いショップ・ブランドを展開。7大都市の都市型商業施設で年間200回以上を開いた。本格的にブランドデビューを果たし、常設店につながったケースもある。今年は期間限定店の販売代行などの体制も整えて、事業を深耕する方針だ。

 同社は国内外から、個性的な店やブランド(商品)を探し出し、商業施設とマッチングしている。様々な企業と連携し、ショップやブランドのロゴやパッケージデザイン、フェイシング、什器や店舗デザイン、広告、SNS戦略などを支援することで、起業を促進している。事業拡大の背景には、商業施設間やECとの競争激化や同質化により、差別化されたブランドやショップを導入することで、施設の新たな魅力や集客力の向上に期待する動きが活発化していることが挙げられる。

 ファッション分野では、東京・吉祥寺発の国産時計「ノット」、ハンドメイド雑貨とアクセサリーのセレクトショップ「カーラ」、ハンドメイドアクセサリー「ナミカ」、輸入古着とアクセサリーのセレクトショップ「ヴィルック」、レディスシューズの「イーボル」と「マチルダ」、洋傘と雑貨の「グラック」、トレンドカジュアルの「イーブスサプライ」、アムステルダム発のカジュアル「スコッチ&ソーダ」、神戸・山の手ファッションの「アッシュ・アール・エム」、辺見エミリさんがプロデュースする「アウターサンセット」など。ライフスタイル関係では、発酵がテーマの「ハチゴウ」、食物販ではポーランドのチョコレート「カメロンショコラティエ」、山口の甘いコーヒー豆「徳山コーヒーボーイ」、京都の果実氷「リュボンデフルーティアン」などの期間限定店を、2週間から1カ月間単位で都市型商業施設や駅ビルで展開している。

 阪本社長は「ファッション・雑貨や食品のブランド(商品)を起業する個人や企業と商業施設、街を〝三方よし〟でマッチングすることで、それぞれの業界の発展に寄与していきたい」と市場の深耕を進める考えだ。

 

 

ニュース一覧へ戻る